二月と一緒に“コロナ”も逃げてほしい
 早くも2月後半に差し掛かりました。2月は新型コロナウイルスの話題が世界を覆っている様相です。マスクが市場から消えて久しく、必要な人に行き渡っているのか心配です。これは早く終息してほしいものです。マスク、手洗い、十分な栄養と睡眠が基本ですね。
 先日、2月に入って初めて京都には雪が降りました。北山は真っ白で、初雪がなごり雪でした。その後は、すっかりぽかぽか陽気で、ミモザの花や沈丁花の花が咲き始め春の香が漂い始めました。
 2019年度もあとわずかになりました。当法人は、何と言っても京都民医連中央病院が昨年11月に移転してから、思わぬことが起き対応しています。シャトルバスの増便もその一つです。診療所の患者さんから「中央病院に検査で行ったけど、きれいで親切でよかったわ」という言葉をいただき、胸をなでおろしました。
 2月国家試験があり、3月卒業式、合格発表と続き、4月晴れて看護師として医療機関で働き始めることでしょう。未来に向かって、将来をデザインするには、夢と希望を育む時期?と言えるでしょう。じっと立ち止まって考える時間はとても貴重です。
 笑顔溢れる季節ですが、今回のコロナウイルスは医療人としての対応を考えるうえでも求められる課題だと思います。正確な情報をきちんと得て、社会貢献の為にがんばっていきましょう。
2020年2月20日 京都保健会看護部長 松浦ときえ