ウイルスと雨とに覆われていた7月が終わり、8月になりました。いつ季節が変わったのかも雨の晴れ間に蝉の声を聴き、あ~夏だ~と思い、気持ちが季節と共にあるということが自然に身についていたのだと感じました。稲もずいぶん伸びました。
先日退任記念に「でんすけすいか」なるものをいただきました。遠く北海道から送られてきたそのスイカは大きく、中は濃厚な甘さと水水さを備えたえも言えぬおいしさでした。
説明書によると、伝助さんという喜劇俳優の名前とちょうど稲作の田んぼを別のものに代えて農業をするために田を助けるという田助になったと書かれていました。その土地の人たちの汗と努力の結晶だと改めて、大きく丸まったスイカを撫でました(好物なんです)。
ところで、先日、当法人の奨学生を面接し、「コロナで入学式の後はオンライン授業だったけど、やはり対面授業がいい。わからないことが聞けるから」「親が休業中でバイトしないと…」とか色々頑張っている学生さんの様子が聞けました。
最後に、職員から集まった食料品を袋に詰めて、一人一人に渡しました。「うれしい、助かります。お米~、ジャガイモ~お菓子がいい、そうめんがある~」と喜んでもらいました。
さらに、学生さんたちに夏休みの宿題「健康格差の原因―SDHを知ろう」のテキストを渡し、感想文をお願いしました。
そして、8月、今日は36℃。連日以前にも増して、救急車がひっきりなしに来ています。感染対策をしながら頑張っている仲間たちがいます。この夏。コロナを正しく知り、正しく恐れ、そして、3密に注意して、医療にあたる。手洗い、マスク、水分補給、そして一人じゃないよのメッセージを周りに送りたい。 |