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京都保健会の病院・診療所が扱う医療費減免制度は、当会規程、基準にもとづき適正に運用しています。この運用を担う事業所の公益委員会をレポートします。 |
京都協立病院・公益委員会は毎月開催、委員はMSW、関係職員で |
8月27日の委員会は、以下の内容で開催されました。
- 今年度の減免実績到達の報告を受け、今年度目標には徐々に近づいている。
あと数カ月経過をみることとした。
- 新規申請の審議・決済
申請受付後に面談を行い、その報告を受け適用を審議する。
(1)当院でボトックス注射による治療を希望される他事業所からの紹介患者様
(2)綾部市に転居後、農業とアルバイトでは生計が困難な肺炎患者様
(3)入院費と家賃で年金額を超えてしまうという入院患者様
以上の報告を受け、緊急を要する(2)は初診日、(3)は遡及し適用することとした。
申請書と面談の詳細な報告書が提出され、審議はスムーズに行われた。
- 残務(認定更新の発送等)の状況報告とその振り分けが行われた。
- 地域公民館で開催された学習会に講師で参加したMSWより報告を受けた。
20名程度の民生委員さんやケアマネさんが集まられ、「制度を活用したい」、「高齢者2名の世帯でも適用になる方が多い」など注目を集めた。
以上、当院の公益委員会内容を紹介しました。
無料低額診療を担当する者の大きな役割は、日常の相談業務にあります。できるだけ多くの方にご利用いただき、お金の心配なく安心して治療を受けていただけるよう、今後も取り組んでいきたいと考えています。 |
京都協立病院 医事課 足立 |
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