地域で安心して医療・福祉が受けられるように、一緒に挑んでみませんか!!

　2020年という節目の年なのに、誰も想像しなかった「新型コロナウイルス感染症」の蔓延は、忘れられない年として記憶に残り続けることになりそうです。毎日の話題はコロナで始まりコロナで終わり、あっという間にマスクがなくなり、ハンドソープも消毒用アルコールも姿を消してしまいました。自分が感染したら、家族は？職場の仲間は？大切な人を守れるのかと葛藤しながら訪問看護ステーションは活動を続けてきました。

　私たちは「病気があっても、障がいを抱えても、地域で安心して医療・福祉が受けられる」ことを目指しています。どんな時でも笑顔を絶やさず、時には言いにくいことも口にしながら、安心して療養生活を続けられるように、利用者さんやご家族に励まされ、仲間と励まし合いながら「こんにちは！訪問看護です」と今日も元気なあいさつと笑顔を届けています。利用者さんの声から考える看護のチカラで、「その人らしい暮らし」を支援する働きを一緒に挑んでみませんか。

2020年6月　京都保健会介護事業部長　阿部未知