京都市における子どものPCR陽性者数 11/15時点
新型コロナウイルス感染症と子ども(その9)
11月1日~11月15日の京都市の子どものPCR陽性者数
今回は、11月1日~11月15日まで2週間の、子ども(未就学児、小学生、中学生)のPCR陽性者数です。
市内全体の陽性者は174名と増加。病院や老人ホームでクラスターが発生しましたが、約4割は感染経路不明です。
11月1日~15日 | 未就学児4、小学生4、中学生5 ・子どもの陽性者は13名で、全体の7%と変化なし。子どもに重症者はなく、軽症5名、無症状8名。 ・13名の陽性者の経路は、家庭内感染が7名、保育園や小中学校での感染が5名、感染経路不明の未就学児が1名でした。 |
- 1園目の保育園では、家庭内感染の保育士が陽性、その後職員2名と園児2名が陽性に。2園目では家庭内感染の園児1名が陽性になり、接触があった職員2名が陽性に。
- ある小学校では、家庭内感染した小学校の教育実習生とその兄弟の児童から、教諭、児童1名ずつが陽性に。
- 1校目の中学校では、家庭内感染の生徒2名が陽性(児童1名も)となり、その後中学教諭1名が陽性に。2校目では、家庭内感染の生徒、その後2名の生徒が陽性となりました。
- 子どもの陽性者が判明したすべてのケース(2保育園、3小学校、2中学校)で、発端者は家庭内感染です。第3波と考えられる患者数増加の中、大人が家庭内に感染を持ち込まない事がやはり重要です。