京都市における子どものPCR陽性者数 2月後半・3月前半分

新型コロナウイルス感染症と子ども(その16)

2月15日~2月28日の京都市の子どものPCR陽性者数

今回は、2021年2月後半(2月15日~28日)の15才までの子ども(未就学児、小中就学児)のPCR陽性者数(京都府発表による)です。
京都市内の成人を含む全年齢の新規陽性者は116人、21日からは連日1桁です。
京都府でのPCR検査数632件/日、PCR検査陽性率1.0%(直近7日間平均)、新規陽性者数10万人あたり1週間合計1.78人。22日英国変異株が府内で3名に。

2月15日~28日<未就学児1名>
・市内の子どもの陽性者は未就学児1名のみ。家庭内感染。
・府内の10才未満の陽性者は3人(前2週間6人)。
  • 京都の陽性者数は減少し、子どもの感染者数も減っています。
  • 変異株の感染力が強いとの統計があり、今後の子どもの感染者数に注意が必要です。
3月1日~3月14日の京都市の子どものPCR陽性者数

今回は、2021年3月前半(3月1日~14日)の15才までの子ども(未就学児、小中就学児)のPCR陽性者数(京都府発表による)です。
京都市内の成人を含む全年齢の新規陽性者は63人、連日1桁です。
京都府でのPCR検査数630件/日、PCR検査陽性率2.0%(直近7日間平均)、新規陽性者数10万人あたり1週間合計3.45人。10日変異株が府内で19名に。
複数の病院でクラスター発生。

3月1日~14日<未就学児2名 小学生1 中学生3>
・市内の子どもの陽性者は6人で、5人は家庭内感染。
・府内の10才未満の陽性者は3人、経路は家庭内感染。
  • 陽性者数は減少していますが、これからの季節の人流により、子どもへの家庭内感染が懸念されます。
  • 滋賀県では、保育施設関連、学校でのクラスターが発生。変異株の市中感染の正確な把握が急がれます。