京都市における子どものPCR陽性者数 4/15時点
新型コロナウイルス感染症と子ども(その18)
4月1日~4月15日の京都市の子どものPCR陽性者数
今回は、2021年4月前半(4月1日~4月15日)の15才までの子ども(未就学児、小中就学児)のPCR陽性者数(京都府発表による)です。
京都市内の成人を含む全年齢の新規陽性者は657人(3月後半の3.5倍)と増加。
変異株陽性者数は、10名(3/29-4/4の週)から20名(4/5-4/11の週)と倍化。
京都府でのPCR検査数1062件/日、PCR検査陽性率8.0%に増加(直近7日間平均)。
新規陽性者数10万人あたり1週間合計23.07人。
クラスターは、病院、府警、海上自衛隊、大学のクラブ、私立学校、学習塾等で発生。
4月1日~15日 | <未就学児8名 就学児11名> ・市内の子どもの陽性者は19人で、ほぼ家庭内感染。子どもは全年令の2.9%。 ・府内の10才未満の陽性者は21人プラス学習塾内での感染4人(10代含む)。 |
- 家庭内感染とは別に、学校や学習塾での感染が見られます。変異株の流行により、今後は今までよりは子どもの集団内での感染は増えるでしょう。
ですが「子どもだけが感染しやすいのではない」と報告されていますし、子どもに重症者はみられません。 - 長期の再休校は、心身の不調を言語化できない子ども達への大きな負担となります。
コロナウィルスという微生物ではなく、社会の中で育つ子どもの健康を中心に考える事が大切だと思います。