京都市における子どものPCR陽性者数 5/31時点
新型コロナウイルス感染症と子ども(その21)
5月16日~5月31日の京都市の子どものPCR陽性者数
今回は、2021年5月後半(5月16日~5月31日)の15才までの子ども(未就学児、小中就学児)のPCR陽性者数(京都府発表による)です。
京都市内の成人を含む全年齢の新規陽性者は992人と減少傾向。
検査された変異株は、5/17~5/23の週では、189例中180例95.2%。
子どもでは、教育機関や児童の通所施設で少人数のクラスター発生あり。
京都府でのPCR検査数1132件/日、PCR検査陽性率4.7%(直近7日間平均)
新規陽性者数10万人あたり1週間合計14.48人。
5月16日~31日 | <未就学児25名 就学児31名> ・市内の子どもの陽性者は56人、中学生までの子どもは全年令の4.9%と不変。 ・子ども陽性者の感染経路の約9割は家庭内感染。 ・府内の10才未満の陽性者は8人。 |
- 子どもの感染経路は、未就学児は全員家庭内感染、就学児は学校内・学童内は数名、不明4人、その他は家庭内感染で、子ども間の大きなクラスターは発生していません。
- 国内成人では、デルタ(インド)株以外にも、他の変異株が見つかっています。
- 変異株の子どもへの感染の影響を見極めるためにも、PCR陽性者の周囲の検査数を減らさず、ゲノム検索を充実させてほしいです。
- オリンピック開催により、日本でさらに新しい変異株が発生し、それを世界に広げてしまうような事は起こしてはならないと思います。