京都市における子どものPCR陽性者数 6/15時点
新型コロナウイルス感染症と子ども(その22)
6月1日~6月15日の京都市の子どものPCR陽性者数
今回は、2021年6月前半(6月1日~6月15日)の15才までの子ども(未就学児、小中就学児)のPCR陽性者数(京都府発表による)です。
京都市内の成人を含む全年齢の新規陽性者は428人(前2週から半減)。
変異株検査:デルタ株(インド変異株)は、6/7~6/13の週では、60例中0例。
会食クラスターの参加者の中に、子どもの陽性者が数名あり。
京都府でのPCR検査数1085件/日、PCR検査陽性率2.9%(直近7日間平均)。
新規陽性者数10万人あたり1週間合計8.48人。府内デルタ株1例検出。
6月1日~15日 | <未就学児12名 就学児13名> ・市内の子どもの陽性者は25人、中学生までの子どもは全年令の5.8%。 ・子ども陽性者の感染経路の約7割は家庭内感染。会食関連で3名、学校内感染1名。 ・府内の10才未満の陽性者は15人。小学生の陽性者あり。 |
- 今のところ、子ども同士での大きなクラスターは発生していません。
- アルファ株(イギリス変異株)が従来株にほぼ置き換わったため、変異株検査は、デルタ株(インド変異株)に絞って実施されることになりました。京都市ではまだ検出されず、京都府では6/16に1例目が発表されました。
- デルタ株は感染力がアルファ株の1.5倍と言われていますので、家庭内感染から、今後の子どもでの広がりが心配です。さらに、ワクチン効果が減少する可能性や、重症化しやすさへの検証が待たれます。