京都市における子どものPCR陽性者数 7/15時点
新型コロナウイルス感染症と子ども(その24)
7月1日~7月15日の京都市の子どものPCR陽性者数
今回は、2021年7月前半(7月1日~7月15日)の15才までの子ども(未就学児、小中就学児)のPCR陽性者数(京都府発表による)です。
京都市:全年齢の新規陽性者は237人(前2週の1.4倍に増加)
クラスター:遊興施設、学習塾、大学寄宿舎、大学生の会食、事業所等で発生。
京都府:PCR検査数857件/日、PCR検査陽性率3.3%(直近7日間平均)
新規陽性者数10万人あたり1週間合計7.74人。デルタ株7/14に4例確認。
高度重症病床占有率1/38床
7月1日~15日 | <未就学児3名 就学児11名> ・市内の子どもの陽性者は14人、中学生までの子どもは全年令の5.9%と微増。 ・子ども14人中、家庭内感染は65%、学習塾利用者の家庭内感染2名あり。児童通所施設内感染・小学校内感染が少人数あり。 ・府内の10才未満の陽性者は6人。 |
- デルタ株は、今までに府内で合計9例確認されています。首都圏ではすでに45%、関西圏でも25%置き換わっているようです。
- イギリスの報告では、子どもの死亡リスクは低く、デルタ株流行下でも同じ傾向です。
肥満・心疾患・神経疾患を抱える若者では、入院するリスクが高いようです。 - 感染力が強いので、今後学校などで子どもの陽性者は増加するでしょう。ですが、昨年のような一斉休校は、子ども達の精神社会的な発達を妨げます。