京都市10才未満児のPCR陽性者数 1/15時点

新型コロナウイルス感染症と子ども(その35)

1月1日~1月15日の京都市の10才未満児のPCR陽性者数

今回は、2022年1月前半(1月1日~1月15日)の10才未満の子ども(未就学児と10才未満の小学生)のPCR陽性者数(京都府発表による)です。

  • 京都市:全年齢の新規陽性者は2113人(前2週の約20倍に急増)。
    子どもを含むクラスター:複数の保育園・幼稚園・学童・市立中学校など
  • 京都府:PCR検査数1891件/日、PCR検査陽性率21.5%(直近7日間1日平均)
    新規陽性者数人口10万人あたり1週間合計 110.1人。
    入院確保病床使用率 30.6%
    重症者用病床使用率 14/171床 19.9%
    高度重症病床占有率 4/51床

1月1日~15日<未就学児72名 10才未満小学生91名>
・市内の10才未満の子どもの陽性者は163名
・府内の10才未満の陽性者は100人
  • 市内の全年齢の新規陽性者数は、前2週の約20倍に急増しました。
  • 市内の10才未満の子どもの新規陽性者数は、1月12日頃から急増し始め、前2週の12.5倍に急増しましたが、全年齢陽性者に占める割合は約8%でした。
  • WHOによると「オミクロン株」は主に喉で増えるので、咳などで”感染しやすいが、肺炎にはなりにくい”、”潜伏期間は2~3日”と、デルタ株よりも短いことがわかってきました。
    多くの子ども達は重症化しにくい傾向ですが、感染がさらに広がると、基礎疾患のある子どもさんは、重症化に注意が必要です。