京都市10才未満児のPCR陽性者数 1/31時点
新型コロナウイルス感染症と子ども(その36)
1月16日~1月31日の京都市の10才未満児のPCR陽性者数
今回は、2022年1月後半(1月16日~1月31日)の10才未満の子ども(未就学児と10才未満の小学生)のPCR陽性者数(京都府発表による)です。
- 京都市:全年齢の新規陽性者は16,3642人(前2週の約8倍)。
子どもを含むクラスター:複数の保育園・幼稚園・学童・放課後デイなど児童通所施設及び小中学校など教育施設
- 京都府:PCR検査数4,241件/日、PCR検査陽性率51.0%(直近7日間1日平均)
新規陽性者数人口10万人あたり1週間合計 586.2人。
入院確保病床使用率 54.9%
重症者用病床使用率 73/171床 42.7%
高度重症病床占有率 11/51床
1月16日~31日 | <未就学児1,365名 10才未満小学生1,825名> ・市内の10才未満の子どもの陽性者は3,190名 ・府内の10才未満の陽性者は1,510人(前2週の15倍) |
- 市内の全年齢の新規陽性者数は、前2週の約8倍に増加しました。
- 市内の10才未満の子どもの新規陽性者数は、前2週の20倍に急増しました。また、全年令陽性者に占める割合はこれまでは1ケタでしたが、約20%に急増しました。
- 子どもの陽性者が増加していますが、子どもだけが感染しやすいのではなく、全年齢で感染力が強く、今まで罹っておらず、ワクチン接種していない年代で陽性者が増えているのだと思われます。
- 39~40℃の高熱がでても、半日~1日で解熱している子どもがほとんどです。基礎疾患のない子どもでは、重症児は今のところみられません。
- PCRや抗原キットの品不足が起きていて、今後正確な陽性者数がわからない状態になる可能性があります。