京都市10才未満児のPCR陽性者数 4/15時点

新型コロナウイルス感染症と子ども(その41)

4月1日~4月15日の京都市の10才未満児のPCR陽性者数

今回は、2022年4月前半(4月1日~15日)の10才未満の子どものPCR陽性者数です。

  • 京都市:全年齢の新規陽性者は7,963人(前2週から約500人増)。
  • 京都府:PCR検査数1,967件/日、PCR検査陽性率46.3%、新規陽性者数910.29人(直近7日間1日平均)
    新規陽性者数人口10万人あたり1週間合計 247.16人。
    入院確保病床使用率 23.5%
    重症者用病床使用率 9/171床 5.3%
    高度重症病床占有率 0/51床

4月1日~15日・市内の10才未満の陽性者合計は1,343人(前2週は1,380人)
・府内の10才未満の陽性者合計は1,125人(前2週は1,246人)
  • 市内の全年令の新規陽性者数は、4月前半は500人台/日に下げ止まっています。
  • 市内の10才未満の子どもの新規陽性児が全年令陽性者に占める割合は17%。
    10代は17%、20代は19%と、20代の若者の陽性者数がやや増加しました。
  • 都市部では、感染力の強いオミクロン株亜種の「BA.2」への置き換わりが進み、「BA.1」と「BA.2」が組み合わさった「XE」株も出現し、今後再び感染者数が増加に転じる可能性があります。
  • かどの診では、5~11才のコロナワクチン接種を受け付けています。
    子どもに対するワクチン接種の意義を考えてみましょう。
    • 流行の長期化によって、様々な行動制限を受けている子ども達の、直接的・間接的、また身体的・精神的な影響が大きくなっている事を、日々実感し危惧しています。ワクチンを広く接種することで集団免疫を高め、子ども集団の中での感染拡大を防ぐことで、毎日の生活の行動制限の緩和につながります。
    • また、一度オミクロン株に感染していても、新たな変異株に備えるために、ワクチン接種は必要と考えます。