施設概要

1959年に乙訓郡久世村が京都市南区に編入されてできたのが南区久世です。
当時は医療機関が少なく市内への交通も不便な状況でした。
労働組合や住民の診療所建設の願いに呼応して、1964年７月に吉祥院病院の分院として、久世診療所が開設されました。

久世診療所　医療・福祉宣言

　1964年、地域の｢診療所設立｣の願いのもと、多くの方々の協力、支援を受け、久世診療所が設立されました。
　以来、“誰もが、いつでも親切でよい医療が受けられる”ことをめざし、地域医療に奮闘してきました。
　今後、さらに21世紀に久世診療所が地域のよりどころとして存続していくため以下のことを宣言します。

かかってよかった、またかかりたいと思える診療所

　①患者さんが医療の主人公という立場に立ち、②親切で明るくていねいな応対で、③誰にでも、何でも相談できる話しやすい雰囲気で、④検査･薬などもわかりやすい言葉で説明し、⑤技術レベルの向上と医療の安全に努力し、患者さん本位の安心･納得できる医療を行います。

住みよいまちづくりをすすめる診療所

　①介護支援事業所として、利用者さん中心の福祉サービスを提供し、②地域の医療･福祉施設と手をつなぎ、③地域の人々と協力して、④地域の人々のくらしを守り、⑤医療･福祉制度を充実させ、誰もが健康で安心して住み続けられる地域づくりをめざします。

地球環境･平和を大切にする診療所

　①環境問題に積極的に取り組み、②地球環境を守るために地域から行動をおこし、③-いのちを大切にするこころを持ち、④-核兵器･戦争には断固反対し、⑤平和憲法を守り、平和できれいな地球をこどもたちに残す運動を地域からすすめます。

2002年6月22日