京都市10才未満児のPCR陽性者数 8/15時点
新型コロナウイルス感染症と子ども(その26)
8月1日~8月15日の京都市の10才未満児のPCR陽性者数
今回は、2021年8月前半(8月1日~8月15日)の10才未満の子ども(未就学児、10才未満の小学生)のPCR陽性者数(京都府発表による)です。
- 京都市:全年齢の新規陽性者は2803人(前2週の3倍に急増)。
- 子どもを含むクラスター:複数の保育園や児童の放課後通所施設、運動教室や運動施設。若い年代では、高校や大学での課外活動で発生。
- 京都府:PCR検査数1707件/日、PCR検査陽性率19.5%↑(直近7日間平均)
新規陽性者数人口10万人あたり1週間合計90.32人↑。重症者用病床使用率65.1%
高度重症病床占有率20/38床
8月1日~15日 | <未就学児70名 10才未満小学生94名> ・市内の10才未満の子どもの陽性者は164人(約3倍)、全年令の5.9%と徐々に増加。 ・家庭内感染は80%。家族全員がかかるケースが増加しています。 その他は、保育園内や放課後児童通所施設内での感染あり。 ・児童通所施設や、市内運動施設で10才代学生(小中高大か不明)が陽性に。 ・府内の10才未満の陽性者は95人(約5倍) |
- 成人の陽性者の激増(第5波)をうけ、10才未満児も増加しています。
- 京都府でのデルタ株への置きかわりは、8月中旬で95%に達しています。
- 東京都では、肺炎や、酸素が必要となる中等症Ⅱの子どもが増えているとのことです。小児COVID-19のフェーズが変わってきているようです。