慢性疾患(生活習慣病)治療について

 慢性疾患とは、高血圧・糖尿病・高脂血症などで、自覚症状は乏しいのですが放置しておくと合併症を引き起こす怖い病気です。当診療所は、「わたしのカルテ」を利用いただき、慢性疾患の治療に役立てています。

「わたしのカルテ」とは

 わたしたちが病院や診療所に受診すると、その病状や検査結果、治療などがカルテに記録され、少なくとも5年間はその医療機関に保管されるように法律で定められています。
 「わたしのカルテ」は、あなたの病名、飲んでいる薬の名前、検査の結果などが記入されます。また、医師や看護師へのご質問やその答えなど、あなた自身が自由に書き込んで活用することもできます。この「わたしのカルテ」を活かして、治療内容や検査結果を十分理解して、あなた自身の健康管理に役立ててください。
 また、他の医療機関に受診したときには、積極的に見せてください。見知らぬ医師同士の情報交換にもなり、薬や検査の重複を避けることなどに役立つと思います。

検査をおすすめしています

慢性疾患の治療は、合併症の管理も大切です。当診療所では、慢性疾患で通院中の患者様に、以下の検査を基本に、合併症や他の成人病チェックのため必要最低限の検査を、ご相談上、計画的に実施しています。不明な点は、お気軽にご相談ください。

 検査  説明
検尿主に腎臓機能、糖尿病の管理、尿管結石や尿路感染症などの予防、発見に役立てます。検査は苦痛を伴わず、疾患だけでなく、脱水の程度や嘔吐の原因、熱の原因などがわかる有益な検査です。
血液検査一回の採血で、肝機能、脂質機能、膵機能、腎機能、糖尿検査、痛風検査、貧血検査などを調べます。
検便便中に血液が混じっていないかどうかを調べます。大腸癌やポリープなどでは出血しやすいので早期発見につながります。
心電図心電図は、循環器系の診断に欠かせない検査法で種々の情報が得られます。心筋梗塞、不整脈、心筋虚血(狭心症など)、心筋症、心筋炎など直接心筋が障害される疾患、心肥大などでも有効な情報となります。
胸部レントゲン肺、心臓の状態を調べます。主に、結核、肺癌、心肥大などのチェックをします。
胃カメラ・胃X線胃潰瘍や胃癌を発見します。胃カメラは内視鏡検査、胃X線は胃透視・バリウム検査のことです。ご相談の上、どちらかの検査法を選びます。
腹部超音波検査肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓の癌や胆石、腎結石、肝硬変、腹部大動脈瘤などを診断するのに行います。苦痛が少なく、情報がたくさん得られます。

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