高齢者肺炎球菌ワクチン接種のご案内

 2014年から高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種が定期化(公費負担)され、今年(2020年度)も以下の方に対し期間内(4/1~翌年3/31)に、対象医療機関(ふくちやま協立診療所は対象)で接種ができます。

1.肺炎球菌について

 肺炎球菌ワクチンとは、細菌の肺炎レンサ球菌に対するワクチンです。
 肺炎レンサ球菌は、肺炎の原因菌で、慢性気道感染症、中耳炎、副鼻腔炎、敗血症等を起こすことがあります。肺炎は、日本人の死因の第3位で、中でも肺炎球菌による肺炎は、成人の肺炎の25~40%を占め、特に高齢者や慢性疾患をお持ちの方は重篤化する恐れがあります。

2.ワクチン接種の対象者

  • 2020年4月2日から2021年4月1日までの間に、下表の年齢を迎えられる方で、過去に23価肺炎球菌ワクチンを接種したことのない方。
  • 2020年4月2日から2021年4月1日までの間に、60~64歳になる誕生日を迎えられる方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する病気で身体障害者手帳1級をお持ちの方。

3.料金(診療所での支払額)

 4,000円
 市民税非課税世帯、生活保護世帯の方は無料で、接種前に無料申請書の提出が必要です。詳しくは福知山市該当ページをご覧ください。
 なお、任意接種(定期接種済の方)の場合は6,615円(友の会会員は6,000円)です。

ふくちやま協立診療所 HPH

  • HPHとは、Health Promoting Hospitals & Health Services(健康増進活動拠点病院等)の略で、ヘルスプロモーションを実践するためにWHO(世界保健機関)が開始した国際的なネットワークです。
  • ふくちやま協立診療所は2021年2月に加盟し、患者さん・地域の方・職員の健康づくりの支援をとおして健康なまちづくりに貢献します。