所長挨拶

 上京診療所は、2011年10月、上京病院が病床の法人内移動により廃院、残る外来・在宅部門により開所いたしました。病院を継承し診療所は、全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)に加盟し、「無差別 ・平等の医療と福祉の実現をめざす」ことを目的に、公益法人(開設法人は公益社団法人京都保健会)として無料低額診療事業に取り組んでいます。これは生計困難な方が経済的な理由によって、必要な医療を受ける機会が制限されることのないよう、無料、または低額な費用で治療を受けていただく制度です。是非この制度の主旨をご理解いただき、必要な方が一人でも多く利用されることを願って止みません。

 地域に目を向けますと、急速に進む高齢化に伴い、医療分野にも様々な問題が山積しています。独居で通院に支障をきたすお年寄り、寝たきりを余儀なくされる方、認知症の方と生活する家族が抱える問題等々。私たちは、在宅医療活動を通じて「家から外に出られない病気を抱えたお年寄り」のお役に立てるよう精一杯努力を続ける所存です。また、認知症の診断と治療の窓口としての機能を十分発揮できるよう研鑽を積んで参ります。

 働く人、地域で活動を続ける人々の健康を守ることは、診療所に課せられた最も重要な使命です。生活習慣病の管理はもちろん、大人から子供まで、CommonDisease(よくある病気)に適切に対処できるプライマリケア(第一線医療)の実践者でありたいと考えています。誰もが気軽にかかれる診療所をめざして参りますので何卒よろしくお願い申し上げます。

所長 高木幸夫

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介護事業のあゆみ

  • 2012年6月、上京区内に点在していた、総合ケアステーションわかば訪問看護・訪問介護・居宅支援、訪問看護ステーションつくしを上京南館(旧上京病院デイサービス棟)に集中し、総合ケアステーション化しました。これにより、介護事業所間及び上京診療所との連携強化をはかり、また、訪問看護ステーションの大型化で、24時間サービスができる環境を整えました。
  • 2013年12月、上京区と北区の境界にあった乾隆地域包括支援センターも上京南館に移転し、さらに連携を強め、利用者様への機敏な対応を職種を超えて実現しました。
  • 2016年2月、京都保健会としてはじめてのサービス付き高齢者向け住宅を開設、住まいを中心に、共同組織の方や地域の方々と協力しながら、人権が保障される地域包括ケアの実践をはじめました。(以上、京都保健会60周年記念誌より要約)