書籍『社会的弱者への診療と支援 格差社会アメリカでの臨床実践指針』の監訳を担いました

社会的弱者への診療と支援 格差社会アメリカでの臨床実践指針(原書名:Medical Management of Vulnerable and Underserved Patients: Principles, Practice, and Populations 2nd edition
原著:Talmadge E. King・Margaret B. Wheeler)監訳を本研究所の小泉所長が担いました。

本書は、「社会的に弱者が傷病で苦しんでいるとき、医師や医療機関はどのように対処すべきなのか?」を問題意識に、文化的・社会保障制度的に、シングルマザーや移民、独居老人、LGBT、ホームレスといった人々は、健康状況が悪化するととたんに生活が破綻する「社会的弱者」であり、そういった人々が傷病で苦しんでいるときに、医師や医療機関はどのように対処可能なのかを明らかにするアメリカの教科書を抄訳し、どのような診療やケアが効果的なのかエビデンスを添えて明らかにしています(https://www.kinpodo-pub.co.jp/book/1833-4/より)。また、問題意識を共有した京都民医連の関係者が翻訳に携わりました。
書籍詳細と購入は、医学図書出版サイトをご覧ください。